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ショートヘアはどれくらいの頻度で美容院に行く?専門美容師が解説

「ショートヘアって、すぐ伸びて形が崩れるんですよね?」カウンセリングで、実は一番多い質問です。
確かにショートは“変化が分かりやすい”分、カットの仕方次第で「持ち」が大きく変わるヘアスタイルでもあります。
私は銀座でショート・ボブを専門に、完全マンツーマンで施術を行い日々お客様を担当していますが、実際の来店周期は、意外とバラつきがあります。
この記事では
- ショートヘアの現実的な来店頻度
- 何ヶ月までなら綺麗に保てるのか
- スタイル別(丸み・くびれ・大人ショート)の目安
を、正直にお伝えします。
ショートヘアは実は手入れが楽になるヘアスタイル

ショートヘアは、こまめな手入れが必要で「大変そう、、、」と思われることが多いです。
ただ、ショートボブを専門にしている美容師としてお伝えしたいのは、ショートヘアは想像よりもずっと手入れが楽で、続けやすいヘアスタイルだということ。
もちろん髪質やクセによって差はありますが、きちんと似合う形にカットされていれば、手入れの負担が軽くなったと感じる方も多いです。
その中でもショートは、日々の扱いやすさを実感しやすいスタイルの一つだと思います。
では、なぜショートヘアは手入れが楽だと言えるのか。
ここから理由を一つずつ、分かりやすく解説していきます。
なぜショートの方が伸びるのが早く感じるのか

ショートヘアが手入れが大変だと思われやすい理由の一つに、すぐに伸びたと感じやすいという点があると思います。
なぜ早く伸びたと感じるのか。 私が個人的に感じている理由が一つあります。
たとえば、100cmが1cm伸びる場合と、1cmが2cmになる場合を比べると、後者のほうが確実に伸びたと感じやすいです。 100cmに1cm足しても見た目の変化はほんのわずかですが、1cmが2cmになると、長さが倍になる分、どうしても変化が目に入りやすくなります。
このような感覚的な違いが、ショートヘアでも起こっているのではないかと私は考えています。 実際には、ミディアムヘアやロングヘアと同じように、髪が伸びるスピードや量が特別に違うわけではありません。 ただ、長さが短い分、少しの変化でも伸びたと感じやすいのがショートヘアなのだと思います。
ショートヘアの美容院頻度|崩れる前の目安

ショートヘアは長さが短い分、時間の経過による変化が表れやすいタイミングがあります。
そこで、ここからはその変化を目安に、どのような状態になりやすいのかを順番に解説していきます。
あらかじめこの目安を知っておくことで、ご自身のライフスタイルに合わせて、だいたいどのくらいの周期でカットをすれば良いのかが判断しやすくなると思います。
1.5ヶ月後の変化
カットしてから1ヶ月前後では、見た目が大きく崩れるというよりも、少し毛量が増えてきたと感じるくらいの変化です。
ショートヘアは手入れが大変そうというイメージから、毎月カットしなければならないと思われがちです。 ですが、実際にはこの周期で通われている方は、全体で見るとそれほど多くいません。
ショートヘア=頻繁に美容院に行かなければならない、というわけではありません。
3ヶ月後の変化
カットしてから3ヶ月ほど経つと、ショートヘアのシルエットに少しずつ変化が出てきます。
具体的には、丸みの位置やウエイトの位置が下がり、毛量も増えてくることで、全体的に重たく、ぼてっとした印象になりやすくなります。
実際には、3ヶ月くらい間が空いても「思っていたより扱いやすかった」と感じる方も多いです。
6ヶ月後の変化
6ヶ月ほど経過すると、ショートヘアは全体でだいたい6cm〜8cmほど伸びる計算になります。
シルエットは重たく感じやすくなりますが、普段からヘアアイロンやストレートアイロンを使ってスタイリングされている方であれば、まだ比較的きれいな状態を保てることも多いです。
特に、最初のカットが丁寧にされている場合は、おさまりが良く、工夫次第でまとまりやすい時期でもあります。
8ヶ月後の変化
8ヶ月ほど経過すると、最初にカットしたショートヘアのバランスや、丸みの位置はほとんど残っていない状態になります。
特に後頭部や襟足の長さが目立ちやすくなり、ショートヘアらしいコンパクトさは感じにくくなってきます。
このくらいまで伸びてくると、アイロンを使って整えようとしても、少し扱いづらさを感じる方が増えてきます。 頑張ってスタイリングしても、なんとなく決まらない、という感覚に近いかもしれません。
毛先の重さも出てくるため、ショートヘアとして心地よく過ごすなら、この時期を迎える前に一度メンテナンスを入れておくと安心です。 あくまで一つの目安として、参考にしていただければと思います。
当店のお客様は2〜3ヶ月周期の方が一番多い
当店のお客様では、2ヶ月から3ヶ月ほどの周期でカットをされる方が、実際には一番多いです。
カウンセリングでは、今のお悩みだけでなく、髪質や骨格、普段どのように髪を扱っているかも含めて、しっかりお話を伺っています。 そのうえで、無理なく扱えることを大切にしながらカットをしています。
できるだけ1日でも長く、きれいな状態が続くように意識しているため、ショートヘアでも思っていたより手入れが楽だった、と感じていただくことが多いです。
季節でも伸びる速さは変わる

実は、髪の毛は季節によって伸びる速さが少しずつ変わります。
夏は代謝が上がりやすいこともあり、髪が伸びるのが早く感じられることが多いです。 反対に、冬は伸びるスピードがゆっくりになりやすい傾向があります。
もちろん多少の誤差や個人差はありますが、季節による変化も含めて考えてみると、ご自身に合った美容院のタイミングが見えてくることもあります。 一つの目安として、参考にしてみてください。
ショートの種類でも持ちは異なる
- 丸みショート
- くびれショート
- 大人ショート
同じショートヘアでも、デザインによって伸びてきたときの見え方や、気になりやすいポイントは少しずつ異なります。 それぞれのスタイルごとに、どんな変化が出やすいのかを順番に見ていきます。
丸みショートの持ち

丸みショートは、後頭部の丸みの位置が低めに設定されているスタイルです。
目安としては、2〜3ヶ月ほどで、メンテナンスをされる方が多いです。
もし後ろの長さが特に気になってきた場合は、襟足をすっきり整えて、ボブに近いバランスへスタイルチェンジしてみるのも良いと思います。 伸ばし途中として楽しむ、という考え方もできます。
くびれショートの持ち

くびれショートは、丸みショートよりも丸みの位置がやや高めにあるため、シルエットが崩れにくいのが特徴です。
特に襟足を短く、すっきりカットするデザインなので、3ヶ月から4ヶ月ほど経った頃を、一つのメンテナンスの目安として考えていただくと良いと思います。
また、伸びてきた状態から、丸みショートやショートボブへ自然にスタイルチェンジできるのも、このスタイルの良さです。 伸ばし途中でも、無理なく楽しみやすい印象があります。
大人ショートの持ち

大人ショートは、後頭部の丸みを高めに設定し、顔まわりに軽さと動きが出るようにカット。
今回ご紹介しているショートヘアの中では、最も持ちが良いスタイルの一つです。
3〜4ヶ月でメンテナンスされる方も多いですが、常にスッキリした印象をキープしたい方は、1.5ヶ月〜2.5ヶ月でのカットがオススメです。
「頻繁に通えない方」がショートにする時の考え方
頻繁に美容院に通えない場合は、ショートヘアは難しいのではないかと不安に思われる方もいらっしゃいます。
ただ、実際にはショートヘアだからといって、必ずしも頻繁なカットが必要というわけではありません。
これまでお話ししてきたように、カットの仕方やスタイルの選び方によっては、無理なく続けられるショートヘアもたくさんあります。
カラーだけ専門店でやるのもOK!
カットとカラーは、必ず同じお店でやらなきゃいけないと思われがちですが、実際にはそんなことはありません。
多くの方は、カットとカラーの気になるタイミングが同時に来るわけではなく、どちらかが先に気になってくることがほとんどです。
特に白髪の場合は、根元の伸びが早く、カットよりも先にカラーだけをしたくなるケースが多いです。
そういった場合は、カラーリングは専門店でこまめに整えつつ、カットは形が気になったタイミングで、信頼できる美容室に任せるという方法もあります。
ショートヘアは“カットの丁寧さ“で持ちが変わる
ここまで読んで、ショートヘアは思っていたより手入れが楽そうだと感じた方も多いかもしれません。
ただ、その扱いやすさをしっかり実感できるかどうかは、最初のカットがとても大きなポイントになります。
髪質や骨格、首の長さ、顔立ちに合わせてフォルムがきちんと計算されたショートヘアでないと、時間が経つにつれて持ちが悪くなったり、扱いづらさを感じてしまうことがあります。
特に、ロングやミディアムから思い切ってショートにする方や、久しぶりにショートヘアに挑戦する方。 過去にショートヘアで失敗したと感じた経験がある方ほど、カットの丁寧さが仕上がりを左右します。
それでも不安な方へ|カウンセリングで必ず伝えて欲しいこと
思い切ってショートにするとなると、「本当に手入れが楽になるのだろうか」「自分に扱えるのかな」と不安になる気持ちはとてもよく分かります。
だからこそ、まずは担当してもらう美容師さんに、カウンセリング時に確認してみてください。 ショートヘアにした場合、どれくらいのメンテナンス周期で維持できそうか。 今よりも手入れが難しくなりそうかどうか。
そういった点を、カウンセリングの中で聞いておくと安心です。
場合によっては、カットだけでなく、ストレートパーマやパーマ、トリートメントなどを組み合わせたほうが、扱いやすくなることもあります。
カウンセリングの際には、
- 久しぶりにショートにすること。
- 手入れに慣れていないこと。
- ショートにしたときに不安に感じていること
を必ず伝えてください。
ショートヘアは「大変な髪型」ではありません
ショートヘアは、想像しているほど大変で、思っているほど、まめな手入れが必要な髪型ではありません。
自分に本当に似合うショートヘアにできれば、ミディアムやロングの頃と同じような感覚で、美容院に通うこともできます。 無理に頻度を増やす必要はありません。
- ボリュームが出にくくなってきた。
- 髪がペタッとして見えるようになった。
- 後頭部の丸みがなくなってきた。
こうした変化を自然にカバーできるのも、ショートヘアならではの良さだと思います。
もし少しでも気になるスタイルがあれば、こちらのページを眺めながら、こんなショートもいいかも、という感覚で見てみてください。




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